2016年も慌ただしさとともに過ぎ去ろうとしています。
今年は引っ越しという大きなイベントがあり、気がついたら年末になっていた感が強いです。
そんな中で、昨年あたりから感じてきたことがいくつか現実になってきたように思えます。
特に昨今に起きたWELQなどのキュレーションサイトに対する状況。
インターネットは玉石混淆などという垢のついたセリフを吐くつもりもないのだが。
個人が発する情報と公人が発する情報が見分けがつかなくなりつつあるが、どちらが発したにせよ情報につきまとう責任からは逃れられない。
何でも屋のようにアプリからWEBまでかじっている身としては考えさせられることばかり。
まとめサイトも作っているので思うのだが、システムは悪くない。
しかしながら書いている人間のせいだという考えにも違和感を持っている。
悪いことをさせてしまうシステムは改善の余地があるはずなのだ。
交通事故を起こす自動車と同じ。
いかに事故を起こさないようにするかメーカーとユーザーと社会が改善し続けているからこそ進歩している。
どうもWEBになるとこの辺りが都合よく解釈しようとするだけで改善への心意気が伝わってこない。
もちろん、何も考えずに他人を傷つけたり、だましたりしている人はダメに決まっているのだが、
それを「させない」あるいは「やりにくくする」システムを考える必要はあると思う。
キュレーションはよくできた仕組みだ
このまま、ダメシステムのレッテルを貼ってしまうのは間違っていると思う。
かといって法的なしばりが強くなるのはWEBにはなじまない。
たかがシステム屋かもしれないが、時にはこんなことも考えながらやってます。
という2016年末のお話しでした。